健康

歯医者に通い始めました。〜黒い前歯を気にしていた私が、歯を見せて笑えるようになったStory〜

最近、久々に歯医者に通い始めました。実に3年ぶりくらいに。この記事では、そんなゆとりが歯医者に通った感想やら、通ってよかったことを書いていきます。

最近、2週間に一度歯医者に通っています。今後も通います。
いろいろ事情あって歯医者受診には数年間のブランクがあったのです。
今回歯医者受診を再開して、いろいろ思うところがありました。
また、歯医者受診を決断する前にも、いろんなエピソードがありました。
なので、この記事では、歯医者受診再開を決断したゆとりのストーリーと、
歯医者受診中のあれこれをアウトプットしていこうと思います。お付き合いください。

引っ越しをするたび、歯医者に通わなくなる

ゆとりは、過去6回単身で引っ越しています。
①1回目:大学進学で一人暮らしを始めた(山口県)
②2回目:大学の1年生→2年生で、キャンパスが離れるのでそれに合わせて引っ越した(山口県)
③3回目:就職で上京(東京都西東京市田無)
④4回目:都内で引っ越し(東京都杉並区)
⑤5回目:福岡にUターン(福岡県福岡市早良区の実家)
⑥6回目:福岡で一人暮らし(福岡県福岡市博多区)

歯医者には、①以前と、②、④の時に通っていました。
②では、親知らずが頬を噛んでしまうため抜歯をしていました。
④では、奥歯が虫歯になって穴が空いてしまったので、治療後に銀歯を入れました。

それぞれ、明確な目的(親知らず抜歯、来るところまで来てしまった虫歯を治療)があって歯医者に通い始めた感じですね。
また、明確な目的があって歯医者に通うことになったわけですが、
どちらも「あー、ここもここも虫歯ですね」というところを発見されてしまい、ついでにいろんなところの虫歯を治療しました。
んで、ボロボロ発見された虫歯を治療し、親知らず抜歯やでっかい虫歯治療など、一通りの目的を終えるところまでは達成しています。
一通り虫歯を治療した後は歯医者に通う必要はとりあえずなくなるわけですが、
歯石除去や新規虫歯の予防の観点から、しばらく時間を置きつつ、定期的に歯医者に通院することを勧められます
しかし、ゆとりの場合は毎度そのタイミングで毎度引っ越しが入るわけです・・・
引っ越してしまうと、前の住所から通っていた歯医者に通うのはなかなか億劫ですね。特に長距離の引っ越しだと。
歯医者からのリマインドハガキが届くこともあるんですが(旧住所から転送されてくる)、毎度後ろめたい思いをしながら捨てています。
「行かなきゃ」ってことは分かっているんですが、また新規開拓をして初診から始めなきゃいけないのがすごく億劫なんですよね。
・・・というわけで、歯医者に行かなくなる期間が3〜5年くらい続くというのを数回やっています。

再び歯医者に通い始めた理由

そんな感じで、長いこと(3年くらい)歯医者から離れていたゆとりですが、今回また歯医者に通い出しました。
いろいろキッカケがあったので、書き出してみました

ちょうど、ちょっとだけお金に余裕が出た

これは大きいです。余裕が出たと言っても、「明日は給料日・・・残金1000円・・・なんとか乗り切れたか・・・」という状態が、「明日は給料日。残金3万か。貯金にまわそう!」というレベルなんですが。
収入は特に変化がないのですが、家計簿をつけ始めて収支を厳しく管理するようになってからは、今まで出なかった余剰金が数万は出せるようになりました。
歯医者に通い始めるのって、金銭的にもすごく勇気が要ります。初診料は5000円くらいを見込んでおかなければいけません。
なので、少しでも金銭的な余裕が発生した瞬間が、歯医者通いを決断する良い機会なのかもしれません。

前歯が黒いのがすごく気になっていた

鏡で歯を見るときに、上の前歯2本が若干黒いことをずっと気にしていました。
原因は、おそらくコーヒーとタバコ。
黒さはずっと前から続いていましたが、最初は「気のせいかな」レベルだったのが、数年かけて「黒い(確信)」レベルになった感じです。④の時に通った歯医者では、特に改善して欲しいという要望を出していなかったので、この黒さは8年ほどかけて蓄積されていっていたように感じます。
鏡を見ても「若干黒いかな・・・」という感想しかなかったのですが、ショックを受けたタイミングが2つ。

会社の花見写真で、自分1人のアップ写真を見てショック

桜舞い散る中、ゆとりが桃色の背景の中でにっこり微笑んでいる写真があったのですが、見て大ショックを受けました。
歯が黒い・・・。
画質の良いカメラだったので、パソコンで見るとさらに際立っていました。歯の繊維(?)に沿って、黒い線が連なっているのがアップにするとめちゃくちゃわかるんです・・・あれは本当にショックだった。
桜を見ると思い出すほどのトラウマでした。

テレワークでの、ZOOM等のテレビ会議でショック

テレビ会議って高画質化していますよね。頑張れば、相手の顔にはらりと落ちた1本の抜け毛まで認識できるほどに。
ゆとりの歯の黒さも認識できるほどに・・・。
なんだろう、花見の写真といい、カメラのレンズを通すと歯の黒さって強調されるのでしょうか。
恥ずかしくて、カメラONのテレビ会議では、歯を見せて笑わないように無表情を貫いたり、口を無理矢理閉じて笑うようにしたり(不気味)、色々工夫しました。
しかし、ちょっと歯がチラ見えしただけで、黒が姿を現すのです。すごく屈辱でした。

歯石をごっそり取った人のツイートを見た

ちょっと前に、「歯医者に行ったら歯石がこんなに!」みたいなツイートを画像付きでしている人がいました。
なぜかその汚さに批判が集まったらしく、画像をツイートごと削除されていました。
しかし、その人=汚い歯石 というイメージがみんなの脳にこびりついてしまったらしく、
その界隈でその人を「歯クソ」と呼んでも大体みんな「ああ、あの人ね」みたいにわかるというひっでえ状況になっていました。
ゆとりから言わせると、「え、でも取ってもらったんでしょ・・・?今は綺麗なんでしょ?馬鹿にしている人で歯医者に通う習慣がない人はもっとひどいかもよ?」って感じなんですがね。
とにかく、定期的に歯医者に行って歯石を掃除するのも大切なことだと学びました。

暇な時に思い切って決断した

これに尽きますね。暇になったら、思い切って「いっちょ行ってみっか!」と決断することです。
初診さえノリで済ませれば、毎度治療後に次の予約を取ってもらえるので、都合の良い日付を予約して成り行きに任せていればいいのです。

3回歯医者に通った記録

1回目4/24(土)

初診。先生に診てもらう前に、歯科助手(?)にあれこれ軽く診られるんですが、開口一番「磨き残しが多いですねえ(半ギレ)」でした。
レントゲンでの撮影だの一眼レフカメラでの直撮影だの色々あり、ついに先生からの診療。
先ほど取ったレントゲンと、一眼レフで取った自分の写真を、大型モニターで見ながら先生と話すという羞恥プレイ。
本当に、自分の口のドアップは想像を超えて汚い。画像越しに臭う。歯垢がドアップで映り込んでるのきつい。本当にきつい。
画像が映し出された瞬間、今まで自分がキスしたことある人全員に謝罪したい気分でした。
先生は冷静に、自分の状況を淡々と説明してくれます。
「磨き残しが多いです(半ギレ)。前歯2箇所虫歯。あと、銀歯周辺も怪しいです(半ギレ)。奥の親知らずは、多分ここ食べかす溜まりやすいでしょ?だから抜きましょうね(半ギレ)。多分虫歯ありますし(半ギレ)。親知らず抜く前に今ある他の部分の虫歯を全部綺麗にする必要があるので、長い付き合いになりそうですね(半ギレ)」
とにかく屈辱でした。
その歯医者は、歯科医さんはイケメンのお兄さんで、他スタッフは美女ばかり。なぜか美男美女しかいない歯科医だったのです。それがさらに屈辱でした。
おばちゃんスタッフやおじさん歯科医に「汚いねえ(半ギレ)」と言われても「すいませんw」みたいに思うだけでしょうが、美男美女に「汚いですね(半ギレ)」みたいな感じで見られると、本当にショックです。マジで治したいと思わせます。
その後、「何か他に気になるところはありますか?(半ギレ)」と言われたので、正直に「前歯が黒いのが気になります」と言いました。
すると、「あー、黒いですね(半ギレ)。なら、着色とる対処をして様子を見ましょうか(半ギレ)」と言われ、そのまま他のスタッフに引き継がれ、その日は歯科医さんは退場しました。
スタッフに引き継がれ、その日は先生が言っていた「着色取り(?)」と、上の歯の歯石除去をしました。着色取りは、歯の表面に「ガガガガガガ」とローラーぽいものを押し当てられ、痛くはないけど超怖かったです。
処置が終わった後、スタッフの方から、「次回、磨き方を指導します(半ギレ)。普段使っている歯ブラシを持ってきてください(半ギレ)」と言われ、その日の診療は終了しました。
精算後に、急いでトイレに入って鏡で自分の歯をチェックすると・・・
前歯が黒くないのです!!!!
今までの見苦しい黒前歯が嘘だったかのよう。マジで白です。厳し目に言っても、「若干黄ばみ入ってるねw」程度です。
ここ数年で一番嬉しかった出来事かもしれません。
その日以降、ゆとりはテレビ会議でも写真でも、歯を見せて笑うことができるようになったのでした。

この日の治療費は4020円。初診で身構えていた割には安い。

2回目5/15(土)

この日は、上の前歯の虫歯治療と下の歯の歯石除去。
上の前歯の表面を剥がして治療、その後復旧するみたいな聞いただけで痛いことを説明され、治療開始。
麻酔を打ってもらいましたが、唇どころか鼻や瞼まで、数時間くらい感覚がありませんでした。
全然痛くはなかったのですが、めちゃくちゃ削ったり押したり引いたり、かなりえげつないことやってるのは伝わってきました。本当に怖い。
治療後は、麻酔で全体的にボーっとした顔と頭を相手に、スタッフのお姉さんが磨き方の指導をしてくれました。
「血が出るかもしれませんが、歯茎をちゃんと磨くんです(半ギレ)。忘れないでくださいね(半ギレ)。あと、フロスって持ってますか?(半ギレ)週一でいいので使ってくださいね(半ギレ)。」
一生懸命歯磨き頑張ろうと思いました。それまで電動ブラシを使っていましたが、ちゃんと磨くことを考えると使いこなせないと感じて手動に切り替えることにしました。

この日の治療費は3210円。再診ってもうちょい安いイメージだったけど、自分の記憶違いだったろうか

3回目5/29(土)

また、前歯の治療でした。前回治療した箇所の隣の歯でした。
歯科医さんから、「麻酔どうします?麻酔なしでやって、痛くなってきたら麻酔とかでも大丈夫ですか?」と聞かれて、んな恐ろしいことできないとビビってしまい「最初から麻酔でお願いします・・・」と注文。
治療中も、「痛くなったら手をあげて教えてくださいね〜」と若干怖いこと言われました。
麻酔してても痛くなることってあるんでしょうか・・・。それとも単なる挨拶がわりの定型文なのでしょうか?
あと、よく言われる「痛くなったら」って、どんな痛みを想定しているのでしょう・・・。
じわじわ痛いとか、染みるとかでしょうか?それとも、いきなり激痛が走るのでしょうか?
後者の場合だと恐ろしいですよね。冷静に痛みを伝える自信がないです。痛みに反応していきなり大きく動いて大事故・・・なんてことあるんだろうか。気になるから今度聞こう・・・
そんなことを考えていたら治療終了。

この日の治療費は2250円。再診って前は600円とかで済んでた気がするけど、あれは治療後の経過を確認だけとかだったからだろうか。


ゆとりの3回の通院は、こんな感じでした。

通ってみた感想・まとめ

今回決断して歯医者に通ったのは良い判断だったと思いました。珍しく。
後に引き延ばせば引き延ばすだけ、損をするのは自分自身。
歯の治療を始めるベストなタイミングは、常に今だと思います。
歯石でも掃除に行くか〜みたいな軽いノリで予約を取っちゃうことをお勧めします。

現在のコロナ禍で、マスクを外すこともあるので歯科受診を躊躇する方もいるかと思いますが、歯の衛生状態を保つことも感染対策には重要だと思います(というかポスターに書いてありました)
院内はやりすぎと感じるくらいの感染対策を施してあり、安心して通院することができています。
なので、ステイホームを心掛けつつも歯医者受診の外出くらいはアリなのかなあと言った感じです。

今度は、一通りの治療を終えたあとも、定期検診のお知らせを漏らさず、ちゃんと受診しようと思います。もう虫歯作らないことを目標に。
皆様も、良い口腔環境を保ちつつ、健康におすごしください。

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日記 2021/05/31morishi