2021/12/04 まぁたコロナウイルス新規陽性者数カレンダーがぶっ壊れていた話

本日朝9時:異常に気付く

朝9時、「オミクロン株が怖いらしいなあ。国内の新規感染者情報に変化はあるのかなあ」なんて思いながら、
自分のブログの「新型コロナウイルス新規陽性者数カレンダー」を参照する。
最近感染者数が落ち着いてきたのもあり、半月くらいノーチェックだった。

見て驚いた。
どの月のどの都道府県のカレンダーを見ても、新規感染者が0人。

一瞬、寝起きで脳が追いつかず、「ついにコロナが終息したのか・・・」なんて呑気なことを考えておった。
でも脳が若干目覚めた結果、まーたカレンダー生成機能がバグっただけだと悟った。

新型コロナウイルス新規感染者数カレンダーがバグるのは、
自分の実装の不備の問題の場合もあるにはあるが、
国が公開しているオープンデータを参照しに行く仕組みなので、
この機能に関しての不具合原因は、ほぼ100%が
「参照しているオープンデータの不備か、フォーマットの変更」によるものだ。

今回もそうだろうと思っていたら、案の定。
フォーマットに大幅な変更があった。

(旧フォーマットに関しては朧げな記憶で再現しているため、もっと項目があったかもしれない)

 

 

 

まあ確かに、現在のフォーマットの方がいいな。
というか、旧フォーマットが頭悪すぎるな。

旧フォーマットの場合、
一列目に日付、二列目に都道府県名の英語表記、三列目に新規感染者数が設定されている。
つまり、1日あたり47都道府県+全国 = 48行が毎日CSVの行数に加算されるのだ。
1ヶ月30日、1年365日として、
1ヶ月で1440行、1年で17520行、CSVの行数が増えることになる。
見る側も更新する側も大変。行数が増えるとスクロールも一苦労だろうな。
このCSVフォーマットを考えた人、「コロナなんてあと1、2ヶ月で終息するだろ」なんて考えていたんだろうか

新フォーマットはその点、正規化されているので、
1ヶ月で30行、1年でも365行とコンパクトになる。
セル列数は多くなるものの、
CSVをEXCELなんかで開くと都道府県ごとの日毎の変化が一覧上下で確認しやすくなる。一セル下が昨日のデータだし
逆に旧フォーマットだと、例えば福岡の一昨日・昨日・今日の感染者数を比較したくなった場合、
前に96行遡り、48行進み、48行進み、とそれぞれの感染者数を覚えておきながらEXCELを行ったり来たりしなくてはならない。
週ごとの比較になると、さらに大変。7日分*48行の336行飛ばしていかなきゃならない。
(EXCELのフィルタリング機能を使えばいいんだけど)

まあ、使い勝手が悪すぎて誰のために公開しているのかよくわからなかった。

今回は、新規フォーマットに対応してデータ取得の仕組みを変更して、カレンダー機能を修復した。
データ取得・HTML生成 の処理を完璧に分離していたので、一部分だけ修正したらすぐ復旧した。
安心した。

何日間壊れていたのかわかりませんが、壊れたカレンダーを見せられた方申し訳ありません。
直しております。

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