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11/5(火)に新シーズン配信予定「このサイテーな世界の終わり」
NETFLIXオリジナルドラマ「このサイテーな世界の終わり」のシーズン2が、11/5(火)より配信されます。楽しみな新シーズンに思いを馳せつつ、シーズン1について振り返ってみましょう!!
ゆとりは燃えています。
NETFLIXオリジナルドラマ「このサイテーな世界の終わり シーズン2」が、
11月5日に配信される!!!!!!!!!!
楽しみな新シーズンに思いを馳せつつ、ドラマの魅力を語っていきます。
シーズン1を振り返る
「自称」サイコパスで人を○したい少年と、
信じられないくらい捻くれた少女が、
家を飛び出して逃避行に出るという、そこを聞いただけで興味が湧いてくるドラマでした。
1話1話がテンポよく進んで20分程度、シーズンも8話で終わるということで、
忙しい人にも飽き性な人にも優しいドラマです。
「自称」サイコパスの少年:ジェームズが猟奇的な行動の標的に選ぶのは
恐ろしく捻くれた少女:アリッサ。
1話の時点からジェームズはアリッサを何度も手にかけようとするのですが、
アリッサはそうとも知らずにジェームズと親しくなっていきます。
全てから逃げ出そうと家を飛び出すアリッサに付き合わされる形で、
ジェームスも父親をぶん殴って車を奪い、街を出ます。
最初は互いが互いに心のバリアを張っていて、
口ではハッタリをかましつつも、弱気な心の声が響いているシーンが繰り返されます。
シーズン中盤〜終盤では互いに絆が深まってきたのか、
正直でちょっとみっともない本音を出し合うほどになっていきます。
シーズン1を通して見て思ったことは、
全て投げ出して世界の終わりみたいな状況に身を置いたとしても、
互いに理解して支え合える相棒さえいればなんとかなるんじゃないかなってことです。
この2人が仲良しか・・・と言われるとクエスチョンマークが浮かびますが、
2人の間には大きな力に屈しない強い結びつきがあると思います。
そういう相手ってなんていうのかな〜ソウルメイト?
だからこそ、シーズン1の終わりは悲しくなってしまいます。
離れざるを得ず、大きな力で離れてしまう(だろう)2人。
本当にどうなるんだろうか?
ティザー動画を見てみよう
シーズン1のラストで銃声が鳴っていたのはわかるけど、
警察に追い詰められたジェームズは本当に撃たれたの?????
それ以降の登場シーンがティザー動画にないのが気になる・・・
まさかこれで終わり?
アリッサのウエディングドレス姿・・・なにがあったの?????
ドレス姿で仏頂面のアリッサをバックに
「今日こそ最悪な日だ」と捻くれたアリッサ声でのナレーションが流れると、
「ああ、こういう雰囲気だな〜久しぶり〜〜〜〜」って気持ちになります。
シーズン2ってどうなんだろう・・・
ずっと待っていたので、いよいよかという感じです。
シーズン1は2018年1月5日だったので、2年弱待った感じかな?
正直、シーズン1は「え????????」みたいな気になる終わり方をしたものの、
シーズン2を予想はしていませんでした。
「結末の想像は皆さんにお任せしますので」みたいな感じだったので、
あまりクリフハンガーっぽさを感じなかったせいですかね〜。
しかし、ティザー動画に出てくるジェームズの姿が、血まみれで倒れてる状態しかないのが本当に気になります。
それぞれのキャラと、次第に深くなる絆がツボだったので、
シーズン2も2人揃っていてほしいものですね。
11月5日0時を今か今かと待ち構えている方々へ
私も経験あります・・・。
NETFLIXはアメリカのサービスなので、
日本時間の日付変更とともに配信開始してくれるわけではないです。(失敗談あり)
アメリカのコンテンツの場合は、だいたい16時〜17時に配信されますね。
このドラマはイギリス産なので、いよいよわからないです。
これのシーズン1とか他の英ドラはどんな感じなんだろうか?
「知ってるよ!」って親切な方がいればTwitterか問い合わせフォームから情報提供いただきたいです。
私も配信開始直後から参加したいですが、
平日は仕事があるからなあ・・・。
(NETFLIXドラマの配信開始時間を待つために半休取ったことはなんどもあります。今回もやろうかな〜)
最後に
平日の始まりは憂鬱ですが、このドラマのおかげで楽しみです。
ドラマはおそらく1日2日で2〜3週はすると思いますので、その後感想投下します!
ホラーな再開・・・「このサイテーな世界の終わり シーズン2」 第1話
待ちに待った「このサイテーな世界の終わり シーズン2」配信開始!!!!!感想を語っていきます!!!
ついにきました、
「このサイテーな世界の終わり シーズン2」!!!!!!!!!!
早速観進めていますが、「緩やかな衝撃」がボディブローのように効いてくる、そんなシーズン2。
今6話まで見ていますが、既にシーズン1を超えてきてる感じがします。
今日は、1話のネタバレ含む感想を投下していきます!
またヤバい新キャラが現れた・・・第一話あらすじ
急に黒人女子:ボニーが新キャラとして登場し、彼女中心のシーンが続きます。
最初のゆとり「ジェームズとアリッサどこだよこの女誰だよ」
中盤のゆとり「・・・この女やべえ・・・」
ジェームズとアリッサのことが気になりつつも、徐々にこのボニーに没頭していくゆとり・・・
母の異様なまでの冷酷な躾を受けながら、
(こっそり口紅を買ったボニーに「これは娼婦が買うものよ」と言って口紅を丸ごと食わせるシーンとか気持ち悪かった・・・)
ボニー自身もサイコな女の子に成長していく過程が描かれます。
中盤、ボニーのある出会いが描かれます。
相手は・・・なんとシーズン1でジェームズが殺した屋敷の持ち主:クライブ(大学教授でした)。
この時点でシーズン2の流れがなんとなく読めました。
やべえ・・・。
瞬時に見破られ、クライブより出禁を宣告されます。
屈辱を与えられたと憤慨したボニーは、クライブのポスターと著書にクソを塗りたくって仕返しをします。
もう仕返しの仕方からしてやばい女なのですが、
それについてクライブから詰め寄られたときの受け答えもヤバイです
クライブ「やってくれたな。人間の・・・大便か?」
ボニー「はい。」
クライブ「君の・・・なのか?」
ボニー「・・・そうかも」
それで「週一で一緒に飲んでくれるなら講義に出てもいい」という提案をするクライブも結構ヤバイですね。
それで教授宅にお邪魔したボニーは当然のようにクライブと寝るわけですが、
その際にクライブから「君を好きになるかもしれない」と言われます。
↑これでボニーはクライブに惚れてしまう(?)わけですが、
この気持ちはわかります。
「好きです」と言われるより、「好きになるかもしれない」と言われる方が燃えますよね・・・
何度か逢瀬を重ねてもなかなか「好き」だと言ってくれないクライブに苛立ってしまうボニーですが、
ある日クライブ宅で別の女とクライブが一緒にいるところを発見してしまいます。
怒りの矛先は一度はクライブに向いたものの、
クライブの言い訳(脅されていた等白々しいもの)を真に受け、
ポニーは相手の女を後ろから車で跳ね、刑務所に入ります。
思い詰めると怖い女・・・というか、普通に最初から怖い女だったんですけどね。
刑務所に入ったボニーにクライブから差し入れの本が届き、
その本の最初のページには「君に恋してしまった」と、クライブからの愛のメッセージが書かれていました。
何度も書きますけど、ボニーもヤバイけどこの教授もヤバさで言えば振り切れてますよね。
まあ、シーズン1でもかなりのサイコでしたからね。
恋に落ちた彼との再会を夢見てボニーは刑期を務めるわけですが、
シーズン1で彼はアリッサに暴行を加えようとして、ジェームズに首を掻っ切られて死んでしまいます。
戦慄の1話ラスト・・・
出所したボニーが向かうのは、アリッサの家。
彼から贈られた本にアリッサの写真を挟み、
銃を腰に携えてアリッサ宅のドアをノックします。
ドアが開くと、「こんにちは、アリッサいます?」と問いかけてくるボニーの笑顔で、1話はエンディング。
この笑顔が恐ろしいのなんのって・・・
この後の展開がどうなるのか、心をがっちりと掴まれてしまいました。
感想
1話で、ずっぽりと物語の世界に飲み込まれてしまいました。
「えー、この女誰だよ?早くジェームズとアリッサ出せや」と思っていた時間はトータル1分程度。
残りは、この女の狂った魅力にハマりっぱなしでした。
あまり感情の揺れ動きを見せない無機質な感じの話し方がサイコぷりを加速させます。
でもそれが割とこのドラマっぽいんですけどね。
変な人ばっかり集まってるドラマだし、実はぴったり合ったキャラなのかもしれませんね。
このドラマを観るのが久々だったから、免疫力が低下していたのかも。
淡々とぶっ飛んだことが進んでいくこのドラマ、これからも見逃せません!!!!
アリッサが結婚????????「このサイテーな世界の終わり シーズン2」 第2話
新キャラの登場・紹介のみで終わった1話でしたが、いよいよ2話からアリッサが登場です!!!のっけからウエディングドレスを着てるけど・・・これどういうことなの〜
シーズン2・1話はヤバイ新キャラ:ポニーの紹介で終わりましたが、
気になるアリッサ・ジェームズのその後は2話からみたいです。
それでは、ネタバレ全開で感想まで進んでいきましょう!
アリッサのその後・・・
仏頂面でウエディングドレスの試着をしているアリッサで、2話は始まります。
「今日が人生で一番最低な日だ」なんていうナレーション。
そうそう、こんな子でしたよね。
この子は一体何がそんなに気に入らないんだろう・・・っていう感想しか持てない、アリッサの雰囲気。
ここで、シーズン1直後からのアリッサの回想が入ります。
アリッサは社会奉仕活動を経て、復帰します。
母親はおかしくなってしまい(若干幼児退行)、継父は家を出てしまいます。
学校に入っても馴染めず。
結局、遠く離れた街の叔母:リーの家に、逃げるように家族で引っ越す羽目に。
叔母さんは母親の異母兄弟とのことですが、
異常なまでに雰囲気がアリッサに似ています。
あのドライな感じ。
全部斜に構えて見てそうな感じ。
アリッサの実の母が叔母さんだと言われても信じてしまいそう。
リー叔母さんは「好きなだけいていい」と言ってくれたようですが、
1年以上居候することになってしまい、流石に迷惑そう。
「あたしは大丈夫」というアリッサのナレーションが流れるものの、
実情はまったく大丈夫じゃなさそう。
事あるごとに、クライブ教授を殺したときの記憶がフラッシュバックし、
今にもアリッサの心は壊れそうな雰囲気であることが伺えます。
カフェで働くリー叔母さんにウエイトレスの仕事をもらったアリッサ(ご想像の通り超不愛想)は、
カフェの客:トッドといい仲になります。
トッドは「フィンランドは実在しない。ソ連の陰謀だ」みたいな極端な思想を持っていたり、
ナッツを投げ食いしようとして顔にぶつけるだけだったり、
はっきり言ってただのアホだというのが示唆されています。
アリッサのナレーションでは
「彼は犬みたい。いい意味でね」と、優しめに言われていますが・・・。
アリッサとトッドは恋仲になり、
シーズン1で起こった、アリッサの恐ろしい過去の記憶も共有するようになります。
彼はアリッサの過去をあまり気にしていないらしく、そこをアリッサも気に入ったのでしょうか・・・。
デート中にまたあの記憶がフラッシュバックしたアリッサは、
トッドにプロポーズをします。
トッドの返事は、「いいよ、やっちまおうか」
その返事も、アリッサの「やっちまおう。どうでもいい」という心情にマッチしたようで、
婚約〜結婚式準備まで、トントン拍子で進んでしまいます。
母親も結婚話は大歓迎で、ノリノリで式の準備にのめりこみます。
ヤケクソ気味のアリッサは見てて辛くなります・・・
そんなある日、アリッサの元に郵便で銃弾が届けられます。
銃弾には「ALYSA」と書かれています。(おそらくアリッサの綴りをミスっている)
「これは脅しみたいだけど、綴りを間違える脅迫者なんて怖くない。住所も知らない(転送されてきているから)みたいだし」
と、強がったアリッサのナレーションが流れますが、
明らかに気にしているアリッサです。
同時期に、店の周りに不審な車がうろつくようになり、
結構気になっているアリッサ。
ある日の閉店後の夜、また不審な車がうろついているのを見たアリッサは、
ついに車に近づいていきます。
アリッサが近づいていることに焦った不審車は急いで発車しようとしますが、
誤ってバッグし、茂みに突っ込んでしまい、身動きが取れない状態に。
車のドアを開け、「顔を見せなさいよ」と詰め寄ったアリッサに顔を見せたのは、
なんと・・・あのジェームズ。
ゆとり「ポニーじゃなくてよかった・・・」
ジェームズのその後・・・
結局、ジェームズはシーズン1最後で銃弾に撃たれたようです。
しかし、命に別状はなかったらしく、身体の一部機能に障害は残るものの順調に回復していきます。
父親はジェームズが撃たれてから、食べるか泣くか、その両方か。
アリッサに会うことは許されず、
それどころか訪問してきたアリッサ母に、「娘と縁を切ってほしい」と頼まれる羽目に。
彼女の母の目の前で、冷たく突き放すような絶縁の手紙を書かされます。
手紙は届いたようで、アリッサの返事はなし。
悲しい別れになってしまいましたが、
リハビリは順調に進み、裁判の評決は無罪になりました。
クライブ教授を殺したことは、正当防衛と判断されたようです。(クライブ教授に殺された女性たちのビデオがあったから)
他の軽犯罪については、すべて執行猶予。
18歳やそこらで前科前歴がつくのは辛いですが、それでも幸運だったとしか言いようがありません。
散々だったジェームズを救ったのは、父親との関係の変化でした。
父親は育児講座を受講し、ジェームズに自分の思いを語るようになり、
ジェームズとちゃんと向き合うようになります。
ゆとり「・・・つっても、シーズン1の父親もそんな酷くはない・・・
というか、ちょっとウザいだけで普通の良いお父さんだったと思うのだが・・・」
ジェームズも父親の思いをきちんと受け止めるようになり、普通の仲良し親子になります。
シーズン1のジェームズを思うと信じられないですね。
何もかもが上手く行き始めたんじゃないかと思っていた矢先、
ある日親子で仲良くボウリングに興じていると、
父親がいきなり心臓発作で倒れ、あっけなく還らぬ人となってしまいます。
骨壷に入った父を持って車で家に帰るジェームズですが、
父親との思い出が詰まった家に近寄ることを心身が拒絶してしまい、
車内で生活することになります。
そんな時に、車中泊のジェームズの元に郵便で届いたのは、
アリッサにも届いたあの銃弾。
本来なら恐怖するところですが、
今のジェームズにとっては、「アリッサに会う口実ができた」という希望になってしまいます。
アリッサと会って話そうと
アリッサが働くカフェに向かうジェームズですが、
婚約者:トッドと仲睦まじくしているアリッサを見てしまい、
結局遠くからストーカーのように見守ることにします。
今までずっと怠ってきた、大切な人に注意を払うこと。
アリッサしか残っていないジェームズにとって、アリッサを見守ることがすべてでした。
アリッサの勤務先カフェの周りに車を停め、
こっそり見守っていたジェームズですが、
アリッサにはしっかり「不審車」として認識されていたようで・・・
(アリッサのその後参照)
ある日の夜アリッサに詰め寄られ、ついに二人は再会します。
感想
あの出来事を振り払おうとヤケクソ気味なアリッサ。
あの出来事を経て素直ないい子になったものの、すべて無くしてアリッサに救いを求めたジェームズ。
ナレーションでは終始強がっていたアリッサ。
ナレーションでは情けないくらいに正直だったジェームズ。
対照的な2人ですが、ようやく再会です。
んで、2人に送られてきた銃弾は、おそらくポニーでしょうね・・・。
3話以降、2人がどんな話をするのか、どんな関係性になるのか、どんな目にあうのか・・・。
まだまだ目が離せませんね!!!!!
予想は覆された・・・NETFLIXオリジナル映画「ELI/イーライ」
なんとなく気になっていた、NETFLIXオリジナルホラー映画の「ELI/イーライ」。観てみたので、早速ネタバレ含む感想をあげていきます!
NETFLIXオリジナルホラー映画の「ELI/イーライ」。
NETFLIXオリジナルって、
ドラマも映画も本当に当たり外れ激しいので少々不安なのですが・・・
離脱することなく2時間観終わったので、
ネタバレ上等で語っていきます〜〜〜
あらすじを順番に紹介していきます。(緑字はゆとりの声です)
NETFLIX掲載の紹介文
自己免疫疾患に苦しむ11歳のイーライは、病気を何としても治したい両親に連れられて、実験的治療を受けるために、とある隔離クリニックにやって来る。
イーライの病気、治療の旅
物語は、7歳の男の子:イーライがいきなり病気を発症する回想から始まります。
急に咳き込んで倒れ、肌が真っ赤に変色・・・。
肌が焼けるようだと叫びをあげるイーライ。
そして、4年後の現在。
隔離施設に向かう道中のイーライと、父:ポール、母:ローズ。
イーライは、途中のホテルでもビニールハウスのようなものの中で隔離されています。
外に出るときは防護服を着用し、袖や裾はビニールテープで密封という厳重装備。
かなり治安の悪い地域に宿泊していたらしく、
ホテルから車に移動する際に柄の悪い大人たちにからかわれ、火薬を差し向けてきます。
それから逃れようと走るイーライですが、転んで防護服に穴が!!!!
外の空気が防護服の中に入ってきた瞬間に発作を起こし、
みるみるうちに肌が赤く染まるイーライ。
母は急いで防護服をビニールテープで塞ぎ、リラックスさせようと話しかけます。
「ゆっくり息してイーライ、ママを見て。思い出して、誕生日ケーキの匂い。あの匂いを吸い込むの。
ローソクを消して。さあ、吹き消して。
いいわ。願い事をして。何をお願いした?」
イーライを落ち着かせるためのいつものリラックス術なのでしょう。
ようやくイーライの発作は収まり、顔色もよくなりました。
落ち着いたイーライたちは、車で病院へ向かいます。
ゆとり「母親のこのシーンはすごく愛を感じるんですが、対照的に父親からは若干冷たいものを感じます。
乗り込んだ車がオンボロなので、「この車ポンコツだよ」とイーライが漏らすのですが、
それに対する父親の言葉は『ポンコツはお前だ』ですもん・・・。
親子の冗談だと父親は笑ってごまかすのですが、病気で苦しむ子供に対してなかなか辛辣です・・・
イーライをリラックスさせるのは母のみですし、
父は金のことを気にしてばかりなのも気になります・・・」
屋敷で治療を始めるイーライ
イーライたちは、霧を越えて、森の中の大きな屋敷に辿りつきます。
玄関の監視カメラの前に立っただけでドアが開き、スピーカー越しに医師からの挨拶が。
「外からの汚染を防ぐ厳重体制で屋敷内は守られているので
まずは除染室を通って屋敷の中に入るように」とスピーカー越しに指示を受け、
除染室を通ってたどり着いた部屋で待っていたのは、
にこやかな笑顔の女性3人。
ホーン医師と、看護師のバーバラとマリセラ。
ホーン医師に屋敷を案内されながら、
イーライと両親は屋敷や治療に関して説明を受けます。
説明内容をざっというと・・・
- 治療について・・・
イーライの症状は、体が厄介な免疫グロブリンを過剰に生産している状態から起こるもの。
(組み換え活性化遺伝子の異常)
エンコードしたウイルスを使用し、それを修復するのが治療の内容。
治療は三段階に分かれて行われる。
- 施設について・・・
治療のため、イーライと両親は別の部屋で寝る。
施設内は完全に除染されているので、防護服は脱いでも良い。(実際、大丈夫だった。)
一部、未浄化の部屋があるので入ってはダメ。空気は漏れないようになっているからこちらは大丈夫。
施設は病院でもあるが、ホーン医師たちの家でもある。
シャワーの水も浄化されているので、浴びても大丈夫(実際、大丈夫だった)
- ホーン医師について・・・
医者になって25年だが、この施設は3年前に始めた。
大勢を治療した実績あり。
「全員治った?」というイーライの質問に対して、
「全員治った」とは答えず、「心配ないわ。あなたを治してあげる」とはぐらかす。
ホーン医師の説明を一通り受けたイーライは防護服を脱ぎ、
久しぶりに母とハグできるようになります。
久々のシャワーも浴びることができました。
眠りにつくイーライですが、
一人でいるはずの部屋に人の気配を感じるようになります。
よく眠れず、翌朝医師に報告するものの取り合ってもらえず。
モヤモヤした気分のまま、治療の第一段階が始まります。
治療の内容は、なんか痛そう・・・
麻酔はされているんでしょうけど、
意識はある状態で背中を切り開かれて背骨にパンチで穴を開けられ・・・
朦朧としている状態で器具を眺めていると、
鏡状になった器具に、怪しげな人物が映っているのをみてしまうイーライ。
恐怖を感じるイーライですが、そのまま意識を失ってしまいます。
意識が戻ったイーライは、拘束具で治療台に固定されていました。
それを眺めているホーン医師と看護師2人。
体が熱く苦しくなっていき、医師に訴えますが、効いてきた証拠だと聞いてくれません。
悶え苦しむイーライ。
皮膚が赤く染まり、血管が浮き上がり・・・見るだけできついです。
そのまま、イーライは気を失ってしまい、気づくと拘束具を解かれ、点滴をされて一人で寝かされていました。
点滴を自力で外し、起き上がると、窓に何かを投げつけられる音が。
窓の外を確認すると、見知らぬ女の子が手を振っています。
興味を持ったイーライは、立ち入り禁止エリアだと言われていた場所を通って、
女の子とガラス越しに対面できる場所にたどり着きます。
ゆとり「この女の子、よく見たらNETFLIXドラマ:ストレンジャーシングスのマックス役の子やないけ!」
女の子:ヘンリーとイーライは意気投合します。
ヘンリーが火を起こすマジックを披露したり、イーライの身の上話をしたり・・・
ヘンリーを気に入ったイーライは屋敷の中に招待したがりますが、
ヘンリーは消極的。
ここの医師に嫌われているし、この家は何かおかしい。あの医師は信頼するな。そうヘンリーは言います。
何かがおかしい。屋敷、医師、治療内容・・・
完全に浄化された屋敷の中で、治療に専念するイーライですが、
屋敷も、医師も、治療内容も、何かがおかしい。
おかしいところ
- 屋敷
変な幽霊のようなものが出る。
次第にエスカレートするようになり、襲われるようになる。
- 医師・治療内容
苦痛を伴う治療なのに、一向によくなる気配がないどころか悪くなっていく
「全員治った?」というイーライの質問に対して、
「全員治った」とは答えず、「心配ないわ。あなたを治してあげる」とはぐらかす。
屋敷や医師・治療内容について不信感を訴えても、両親・医師共々取り合ってくれません。
そのまま、過酷な第二段階の治療を受けるも、状況は悪化していきます。
唯一、ヘンリーは親身に話を聞き、
またもや「前にも治療しているペリーっていう子と仲良くなったけど、その子は治療の第三段階で消息不明だ」と意味深なことを言います。
完全に医師を信じられなくなったイーライですが、またもや得体の知れないものの襲来を受けます。
見えない何かに、浄化されていない外の空気が入ってくる場所に無理やり締め出され、間一髪で医師により救出。
しかし医師を信じていないイーライは、「ペリーのことなんで黙ってたの?」と医師に詰め寄ります。
医師はまたもやはぐらかし、イーライの疑念は確信へと変わりました。
そして、幽霊のような何かが毎回文字等で「LIE」というメッセージを残していること、
イーライを屋敷から出そうとしていたことを思い出し、
実は幽霊のような何かは、イーライを傷つけようとしているのではなく、助けようとしているのでは・・・?と考え始めます。
屋敷の謎をつきとめるイーライ。そして・・・
何か証拠が欲しいイーライですが、暗証番号で入室制御された医師のオフィス部分には入れません。
そして幽霊のようなものが執拗に書き殴っていた「LIE」の文字が、ひっくり返すと317と読めることに気づきます。
医師たちが寝静まったであろう時間にオフィススペースの電子鍵暗証番号に317を入れると…ビンゴ。
医師のオフィスに忍び込み、今までの患者のカルテを発見します。
何人かの治療の経過写真を見ると、酷い有様でした。
どの子も酷くなっていくどころか、完全に死んでいる状態や、もはや人間とは呼べない姿のミイラになっている写真。
恐怖し屋敷から逃げ出そうとするイーライですが、医師や父親に捕らえられてしまいます。
母親は辛うじて医師たちに疑問の目を向けて割とイーライ側の味方ですが、父親は完全に医者の味方です。
イーライを捕らえた医師たちは、イーライを無理やり拘束し、第三段階の治療を強行しようとします。
イーライへの治療が強行されようとしているとき、母は偶然、これまで治療を受けていた子供たちの見るも無残な姿の遺体を発見し、我が子を救いたい一心で、医師にナイフを向けます。
しかし、完全に医師側の夫にあっさりナイフを渡してしまい、イーライへの治療が続行される羽目に。
治療といいますが、そこからは完全にキリスト教の宗教儀式でした。
実は医師や看護師はキリスト教のシスターで、
第一段階・第二段階の治療は辛うじて遺伝子治療ではあったものの、
第三段階の治療は子供に取り付いた悪魔ごと子供を殺し、悪魔から魂を守るというもの。
ゆとり「やべええええカルトかよ!!!そう来たかー」
聖水と呼ばれるものをイーライの体に振りかけると、ジュワーっという音と共にイーライの肌は赤く染まります。
ゆとり「聖水・・・・・・?それ聖水???酸じゃないの???もうやめてええええ」
悶え苦しむイーライに、医師もといシスターはナイフを突き立てようとします。
イーライ、覚醒。イーライの正体は・・・
その瞬間…
ナイフはイーライの体寸前で止まりました。
そのナイフを止めたのは、他でもないイーライ自身(の超能力)。
超能力でナイフを持つ医師の手を操り、そのまま医師自身にナイフを突き立ててしまいます。
イーライを制圧しようと看護師もといシスターたちが薬の入った注射器を持って近寄りますが、注射器を念力で易々と破壊。
もう、イーライの顔は完全に悪魔になっていました。
逃げ出そうとする医師・看護師2人を念力で宙吊りにし、怒り狂った声で「お前らは僕の身体に何を入れた!」と叫びます。
母親が言うには、「聖水よ・・・ただの聖水・・・」とのこと。
だとすると、ただの聖水にあそこまで反応するイーライは何なのでしょうか?
「僕は何者なんだ?」とイーライは母親に詰め寄ります。
もはや、医師や看護師は宙吊りにされて恐怖に悶えているだけの人です。
「私たちの子よ」と答える母親ですが、イーライは「嘘だ!」と激昂。
その瞬間、周りの看護師たちはイーライの能力で瞬時に炎に包まれます。
もう大体想像はつきますね、イーライはおそらく…
母親は、なかなか子供ができないことに悩んでいました。
夫だけでは母親の願いを叶えることができず、
神に祈りました。しかし叶えてくれず。
そして、母親は禁断の手段…悪魔に祈ったそうです。
イーライの実の父親は悪魔。
父親には似ないと約束したけど、結局嘘だったそうです。
悪魔はいつでも嘘をつくものですね。
なんとなく、父:ポールがイーライに対してあまり愛情を持ってなさそうな様子に合点がいきました。
ポールの子ではなく、悪魔の子だったのですから。
母と話すイーライを、背後から攻撃しようとするポールですが、イーライに念力で顔を破裂させられ、あっさり死んでしまいます。
生き残ったのは、母親のみ。
恐怖に怯える母親に近寄り、どうしたもんかと母親の顔を覗き見るイーライ。
イーライは「どうしてもあなたがほしかったの。ママを許して・・・」と泣く母親の頬に手を触れ、
その手で、母親の首にかかった十字架のペンダントを引きちぎります。
すっかり悪魔になったイーライは屋敷を焼き払いながら、怯える母親を連れて外に出ます。
生身の体で外に出たのは何年振りか。
外の空気に触れた瞬間、イーライの顔は普通の子供に戻っていました。
「来たね、待ってたよ」と、イーライたちに外から声をかけてきたのは、どっからか持ってきた車に寄りかかったヘンリーでした。
彼女もまた、イーライと同じ悪魔の子。
父:悪魔の子育ての方針は「自立が大事」とのことで、お互い助けない決まりだったようです。
結局、イーライとヘンリーは母親を信用することになり、
運転手として連れていくことにしました。
行き先は、父である悪魔のいる場所。
恐怖でパニクって車のエンジンがかけられない母親に、
イーライは無表情で語りかけます。
「ママ、息して。深呼吸。ふかーく吸って。ローソクを吹き消すんだ。願い事をして。」
覚えていますでしょうか?これはこの映画の最初、母親がイーライのパニックを抑えようとしていた、リラックスの手法。二人の立場が完全に逆転してしまったことを表していますね。
イーライ、ヘンリー、母親を乗せた車が悪魔のいる場所に向けて走り出したところで、エンディング。
感想
最初は、「怪しげな治療をするマッドドクターの屋敷から脱出するために子供が頑張る話かなあ」と思っていました。
ところがどっこい、イーライが悪魔の子供だったんですね・・・。
どんでん返しなんでしょうけど、全てが唐突すぎてどんでん返しって感じがあまりなかったですね。
悪魔化したイーライが母親に詰め寄るシーンで、宙吊りにされた医師看護師もといシスターたちが周りをぐるぐる回ってるシーンは、なんかシュールで少し笑ってしまいました。
いきなり炎上して悲痛な叫び声をあげているシーンはちとキツかったですが・・・。
映画としては私は割と好きでした。
このくらいのレベルの映画がNETFLIXのスタンダードになったら、毎日退屈しないんだろうなあ〜
ついにアリッサとジェームズが再会・・・「このサイテーな世界の終わり シーズン2」 第3話
アリッサとジェームズの再会。過去を吹っ切ろうとしているアリッサと、過去に救いを求めるジェームズ。アリッサは明日トッドと結婚。さて、どうなるのか・・・
アリッサとジェームズの再会。
過去を吹っ切ろうとしているアリッサと、過去に救いを求めるジェームズ。
アリッサは明日トッドと結婚。さて、どうなるのか・・・
緑文字はゆとりの声です
ぎこちない再会〜アリッサは結婚式に
アリッサとジェームズは再会したものの、
ジェームズは罰の悪さからなかなか話せず、
アリッサは相変わらずぶっきらぼうな対応しかできません。
「会えて嬉しいなんて言うのは変かな」なんて心の中で思いながらも、
「臭い。シャワー浴びなよ」みたいな言葉しか出てきません。
リー叔母さんにジェームズを紹介するアリッサ。
リー叔母さんは動じない。
「ああ、あのジェームズね」みたいな乾いた対応です。
あの事件以降の違いの近況を話し合う二人ですが、
互いにあまり噛み合わない感じ。
ジェームズがアリッサを訪ねた口実の銃弾を見せても、
アリッサは「だから何?」のような反応。
ゆとり「もっと互いに素直になりなよ!」
ジェームズはリー叔母さんに壊れた車の修理手続きを任せ、
ついでに今晩泊まる小屋も手配してもらいます。
(車に住んでるのがバレた)
リー叔母さんは言葉や態度は乾いていますが、
割と優しいですね。
小屋にジェームズを送った別れ際、アリッサはジェームズに言います。
「明日、車が治ったら出ていくんでしょう?来るべきじゃなかった。」
互いにすっきりしない思いを抱えたまま、結婚式当日を迎えます。
アリッサを迎えにきたのは、田舎町の雰囲気にはとても似合わない、立派な長い車。(ママが手配したのでしょう)
アリッサとリー叔母さんは若干冷めた目で見ていますが、ママは大興奮。
今日くらいは素直ないい子でいようと決めたアリッサは、「ありがとう」と作り笑顔。
結婚式でも、アリッサは浮かない顔です。
みんなに祝福されるほど、「これって間違いかも」という思いは強まっていきます。
ジェームズは浮かない気分のまま、
直った車を受け取って町を出ようとします。
林を抜けようと走るジェームズの車の前に、いきなり人の姿が!
アリッサでした。
アリッサは「ここから逃げたい」とだけ言うと、ジェームズの車に乗り込みます。
再び2人の逃避行
ジェームズの元に再びやってきたアリッサですが、不愛想は相変わらず。
話しかけんな詮索すんなオーラ全開で、めちゃくちゃ感じ悪い女の子。
アリッサ自身も、「こんな風に嫌な奴になっちゃう自分」に苛立ってしまいます。
アリッサとジェームズは気まずいままファミレスに入ります。
電池を抜かれたような雰囲気のアリッサを気遣いながら、ジェームズはアリッサに出した手紙について謝罪します。
あの、突き放すような手紙。
「もう2度と会いたくない。君のせいで人を殺した。君が憎い。君のどんな気持ちにも、もう僕は答えられない。」
アリッサママに書かされた手紙ですが、酷い内容の手紙でアリッサを突き放してしまったことが、ジェームズにとって心残りでした。
アリッサは口では「あんな手紙気にしてない」と言いますが、もともと悪かった機嫌がさらに悪くなります。
そして、そのままファミレスを出てジェームズから離れようとしたとき、
ファミレス近くに無断駐車していた車がレッカーされていくところをジェームズと目撃。
レッカーされた車自体は諦めがつくものの、ジェームズがパニクったのは、
その車のなかに父の骨壷があったこと。
アリッサとともにレッカー業者の元に行き、中の骨壷だけでも取らせてくれと懇願しますが、
業者は高額な罰金を支払うまで許可できないと突っぱねるだけ。
結局、アリッサの提案で、レッカー業者の営業時間外に忍び込んで車ごと骨壷を取り戻すことにします。
「愛してる」と言うジェームズ
アリッサとジェームズは、レッカー業者の営業時間外まで近くで待機することに。
「時間になったら起こして」と言ってアリッサは寝てしまいます。
ジェームズは一人で考えます。
「普通に考えれば僕は悲惨だ。家も親もなく、人妻と逃亡中。でも、そんな僕にも一つはいいことがある。」
そして、横で寝ているアリッサの顔を見て、「愛してる」と呟きます。
アリッサはその声で起きて「何?」と聞きますが、ジェームズは「『時間だよ』と言ったんだ」とごまかし、二人はレッカーされた車の元へ忍び込むことにしました。
車を盗んでこっそり抜け出すのがジェームズの想定でしたが、
アリッサは門を突き破って逃げるつもりのようでした。
「ダメだよやばい」と引け腰のジェームズでしたが、
揉めているうちに警備に気づかれ、結局門をぶち破って逃げることに。
シーズン1で街を逃げ出したシーンを彷彿とする爽快なシーンでした。
また車で林を走るアリッサとジェームズでしたが、
道にヒッチハイカーがいることに気づき、
車を止めて乗せることにします。
停車した車に近寄り、窓から顔をのぞかせたのは、なんとあのボニー
不穏な音楽とともに、3話エンディング。
感想
アリッサがとにかく扱いづらい・・・
冷たく突き放して来たかと思えば、またひっついてきてまた離れようとして・・・
ジェームズがちょっと不憫ですね。
あの手紙はアリッサママに無理やり書かされたんだと早く種明かししていれば、まだ事態は好転するのでしょうか・・・
そして、最後に現れたボニーにも戦慄。
登場のしかたも怖い・・・
4話はどうなるのでしょうかっっ?